​さざなみ公式サイト

Lylic

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うつらうつらと　心地よい振動があやす

夢と夢繋ぐ　連絡道路で

君を次の　舞台へ連れていく

助手席に　乗せて

 

毎日来てるはずの　見慣れた道

前に来たのは　いつだっただろうか

ライトが暗闇を　照らすんだ

繰り返す風景

 

｢楽しい夢連れてって　連れてってよ｣

でも僕は何もこたえないよ、気の赴くまま

ウィンカーを灯して　路肩に寄せる

「また後で」って　呟いた

 

君が見たのは　水が揺蕩い

風がすり抜ける　特異な世界

水面の向こう　誰かが行き帰り

音が割くような　静かな世界

 

僕も連れてって　運転席で独り

寂しく待ってる　君が大事なの

 

扉を開けて　君は帰ってきたんだ

アクセル踏み込み　再び進む

知るも知らないも　行き交う道

どこか懐かしい場所

 

Midnight, midnight

僕に揺られ　夢幻のままで

All night, all night

どこに行くのか　わからないままで

 

｢楽しい夢連れていく　連れていくよ｣

あぁ　君は僕の手を取った

 

僕が見たのは　信号が謡い

街灯が踊る　奇妙な世界

背中の向こう　地平の彼方に

星屑を撒いた　ちっぽけな世界

 

僕を連れてって　まちの中二人

しあわせと歩いてる　君が大事なの

 

Midnight, midnight

僕を連れて　知らない夢へ

All night, all night

君に委ねて　子供のままで